
最近読んだ二冊の本。
安達裕哉著「頭のいい人が話す前に考えていること」
荒木俊哉著「こうやって頭の中を言語化する」
内容が重なる部分があった。それは、言語化することは、思考を深め、自分の意見に気付き、コミュニケーションに役に立つ、そして言語化は継続することで身につく能力であるということ。
自分の意見を持つのが苦手だったり、人に話がうまく伝わらない人におすすめ。わかりやすくサクッと読めるが読めばすぐ良くなるということではなく、実践し継続が必要。
話は変わるが、「こうやって頭の中を言語化する」を読んでいて思い出したのは山田ズーニー著の「伝わる・揺さぶる・文章を書く」という本。荒木俊哉氏と山田ズーニー氏の根本的な思想、「書く力で人を良くする」という想いを感じた。
「伝わる・揺さぶる・文章を書く」は文章を書くための基本的な考え方が学べる本だと思う。作者の「人の書く力を引き出し、その人の人生に歓びをもたらしたい」という熱い想いを感じ心打たれた。これは私個人の感想だがそれを抜きにしても、自分の意見を出す方法やなんのために文章を書くのか、読み手と自分の関係性など、考える幅を広げるのにきっと役に立つと思う。